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THE MAKINGとかさ。あと希にあるおされ動画とかさ。あんな風に見せること考えてないんだよな。

あーとーねー
オフの機械の撮り方よ。
ガンガン揺れてるとかは当たり前で、見たいところ見せないでやたら寄って動きのあるとこばーっか撮るのな。もうテンプレでもあんのかってくらい、同じ。ふぃーだでバチャバチャしてんのをやたらと、よって全体像見せないまま紙が入っていくとこ、胴を駆け足で、紙が出てくるとこ、もうみんな一緒。

ああいうのプロデューサーとカメラマン入れてちゃんと撮るべきよ。スマホで手持ちじゃなくて

…あ、がっこの機械は、半年ごとに素人に虐められるからあれ、ふつうじゃねえからねw

いやほんと、きたねぇのよ。
カバーに粉とホコリ積もってるわ、インキが壷周りに糸引いてるわ、これ顧客に見せたら引くぜ的な

印刷会社さん、工場見学のハッシュ付けて動画出してるけどさー

…機械がきったねぇし、床ゴミだしステップは磨いてないしで、「なんでこれでいけると思った??」てのやたら多くてな。

…あ、この人たち、これが普通だと思ってるんだ…ってなって

版万力で無理矢理版を伸ばす、って方法もなくはない…けどいろいろヤバい技だから…

プリプレスの方に近づくと言う人が出てくるかもしらんけど、刷りの現場では絶対に言わないから。

皆さんも印刷工場見学に行ったときには「キープレート」とか印刷工に言わないようにね。恥ずかしいから。

デジタルトンボ、PDF、カラーマネジメント、トーンカーブはやる。カラマネは必ずやる。あとプロセス印刷色をシアンマゼンタイエロー「キープレート」とか言ったら絶対に矯正するぞ。

印刷工育成の中で、自分でデータ作って出力して刷らせるんだけど、DTPやるために来たわけじゃないからキモしかやってないし、Illustratorなんかはアピアランスパネルとレイヤーパネルと分版プレビュープラスアルファくらいしか出さずにモノクロとカラーのA4チラシ作るの。限られた時間内で。
TACやRGB4C割れ、見当キツいのとかワザと作らせて、印刷実習で苦労していただくの。

なんと、毎期見直して再構成&加筆してるのさ。100p超えたら削る。学校のプリンタのフィニッシャー制限50枚だから
写真学校なんか反応見て毎週資料新しく作り直して、毎週の理解度テスト毎回新しく問題作ってるぞ。

ところでコロナのあれで職業訓練も2カ月停止してるでな
俺のDTP教科書96pみちみちver.6は渡してあるから予習しててくれよ

染むて書いたけど、断面見るとコートでもほとんど浸透してない。ちょっとめり込んでるくらい。紙厚から見たらゼロに等しい。
…リッチブラックはインキが多すぎて紙がボコボコになるから印刷屋さんは嫌ってますby中の人みたいなの見たことがあるけど…中の人じゃないよなあれ。

メジウム:顔料成分のない基材のみのインキ。透明。
裏表のノリ:製紙工程の都合上紙には裏表が(多かれすくなかれ)ある。紙屋さん的には紙を包むワンプを開ける側がオモテだって言うけど、印刷工的にはそれをひっくり返した方がオモテだと言いたい。だってそっちの方がインキ乗り良いから。

印圧:現場でも言ってる対象が違ってたりするので要注意。オフセットでは、転写胴(ブランケット)対用紙(圧胴)の圧力を言い、版vs転の圧「ではない」(けどこっちで言う奴もおるので混乱しやすい)
柔らかくはないけど、ブランvs紙はかなりの圧力を、円筒にしては結構な食い込み量で受けている。でないと上質紙みたいな紙には刷れない(添付)
食い込みで紙を一時的に圧縮してインキを押し込み、すぐ戻る感じ。

gule用紙解説の解説)
長靴:ながぐつ
給紙側機構のひとつ。紙を持ち上げた中に差し込んで空気を送り込むのと、下の紙を押さえる役割がある。
この動画の40秒くらいで上下にばしばし動いてるのがそれ。
youtu.be/CzLx01n5ozw?t=40

冷める:ドライダウンのこと
インキ中の揮発成分が出て行ったり、用紙中に溶媒(10%〜程度の顔料を分散するもの)が多少染みたり、用紙の表面形状に沿って谷に落ち込んだり、でインキ表面の滑らかさが失われ、濃度が下がって見えること。ツルツルのものよりザラザラのものの方が同じ黒でも明るく見えるでしょ、それ。プラス、インキ皮膜が実際に薄くなることで濃度が落ちてる。これを現場では「冷めるなー」とか言う、こともある。

こういう現場密着な言葉は、会社ごとに文化がかなり違うです。

世の中の書籍の奥付には
・用紙
・印刷方式/インキ/ブランケット/目標濃度/ターゲットプロファイル
くらい書くべきよ。それが発注に繋がる。

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