ダメな印刷にははっきりとダメだと言わないといけない。業界の中の人としてそう思う。でも、ダメ、って言うことが憚られたり、言うな、と言われたりするのもこの業界あるあるだよな。よそはよそ。うちはうち。やれるならどんな遠慮もせずにやるべきだ。
素人が判断できなくて要求が高度になる、無茶振られるから、とよく聞く。
そんなもの理由にはなってない。はっきり言えばそんなこと知ったこっちゃない。それに甘え続けてきたのが今の惨状なのではないか。
紙が、インキが、温度が湿度が、季節が、うんそうだね、その通りだけど、それを言い訳にしてないと100%の自信もって言えるか?
「出ない」じゃなく「出そう」の姿勢で臨んできたか?
ダメなものにははっきりと、「こんなものダメだ」と言うべきだ。 #dtp