この写真の隅っこにあるホーキーベカコン、めっちゃ面白かったです
谷崎潤一郎の春琴抄っていう、失明した天才ワガママ美形芸妓の琴と丁稚兼弟子の佐助との関係を描いた耽美主義の作品をコミカライズしたものなんですけど、表紙がなかなか気合入ってたので手に取ったら中々強かったですね…
大の男も泣いて逃げ出す芸妓のサディスティックな稽古で精通する佐助の土下座射精、佐助を張り型代わりにして自分を慰める琴、琴の排泄物を蒔いた土から咲く花を愛おしそうに食べる佐助、最終的に顔に大火傷をおった琴は佐助を近づけないように振舞うのだけど、佐助は自分の両目を潰して、見えないからセーフ!って言いながら生涯を琴の側で全うするんですよ…ステキ…