印刷会社でDTPやってる者として、PDF確認したから大丈夫です、は通じないことがあるんだよ。
改訂したいから赤字を入れるためのゲラがほしい、という状況。RIP済みのJOBからゲラ用のPDFを作成しない(ネイティブ上のオブジェクトを見せたいため)前提です。
ネイティブからPDF書き出した、それを確認してプリンター出力してそのまま出校しました。
それは印刷会社のDTPオペとして一歩足らないと僕は思うんですよ。
お客さんはすでに印刷された本が手元にある、改訂したいから赤字を書き込むためのゲラがほしい、ということは、RIPされたPDFから書き出したプリンターじゃなければ100%同じものと言い切れないわけです。
プリンターはレーザー複合機ですよ。RIPが違うから、PDFの見た目と出力されたゲラの見た目が異なる可能性はゼロではない。
それをPDFだけ確認して問題ないです、と言い切らないでほしいな、と思った次第。 #dtp
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僕は実際に、AcrobatでのPDFの表示とプリンタでの表示結果が異なるというケースを体験していて、その意識が強いのかもしれない。
(なおワークフローRIPであるEQUIOSはPDF通りに出力された) #dtp