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iccMAXについては、まだ日本で語っている人ほぼいません。基本的には、やっと来た、早すぎる技術という感じで、理想と現実のギャップが辛いヤツです。

v4までの、観察環境と光源を固定したPCSを用いて、異なる光源には色順応させていたトコロを拡張して、スペクトルPCSとかテクスチャ、反射率の情報とかを持たせて、視野角や光源を変えることを可能にし、3Dモデリングしてぐりぐりまわしたり光源を変えたりしても正確に再現できるようにしちゃおうぜ、とか。やりたいの確かにわかるけどどうすんだそれ、って感じの技術です。

テーブルだけじゃなくて変換関数の定義をプロファイル内部に持たせたりするらしい。

従来の印刷のワークフローでは求められていないものが多いので、v4まででいいんじゃね? となるのが圧倒的大多数の声ではないかと思います。

この機会に再確認して欲しいのは、v4までできちんとできていることと、できていないこと、その中間(補完したり近似したりしてまぁまぁの結果を得ているところ)を知ることです。なんでiccMAXなのか、というのは、なぜv4では足りないのか、ということなので……。

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