私は大規模・中規模な同人誌即売会において、既によく名の知られた壁配置・似壁のサークルではなく、無名の島中のサークルをくまなく見て回り、心を動かす作品、作り手と出会うのが好きである。(小規模な即売会は全てのサークルを見ることができるので除外)
同人誌即売会は、その歴史的経緯により、新規参加者や、人気や評価が低い人にも、参加者としての約束が守られる限りは、平等に機会を提供し、多様性を維持するように設計されている。
願わくは、インターネットにおいても、既に有名で評価の高いものではなく、目立たないが素晴らしいコンテンツ、作り手と出会いたいものである。
故に、 @vaginaplant 氏のレコメンデーションフェアネスの研究・提言には関心が高い。
他方、本質的にナマケモノであるため、受動的に、自ら考えなくても提供される、ハズレの少ない情報のありがたみも理解できる。自身が関心の低い領域においては特に顕著である。
アンフェアなものの需要も無視すべきではなく、全てを肯定しつつ、それでもフェアな仕組みを絶やさないよう、上手に共存させていく方策が必要ではないかと思う。 #dtp