仏教の「四諦八正道」に興味を持たれたら、一度検索してください。
仏教はブッダ自身が宗教として興したものではなく、あくまで人としての生き方を説いたものである。
そこにあるのは、徹底したリアリズムと論理的な思考。
「自灯明」「法灯明」という言葉にあるように、自分をよりどころに、法則をよりどころに、という個人主義。
同時に「仏法僧」という言葉が表す、集団知的な考え方。
大乗仏教しか伝わってこなかった日本では理解されにくいが、仏教はそもそも自分で修行し、悟りを開き、その体験を他に伝え、自分も他人も救済していくもの。
問題は、現代において、悟りを開いている人間がいるのかどうか。
どんな宗教でもいいので、一つ極めた方がいい。そういう人は、オウムのようなカルト宗教には引っかかりにくい。
僕は、宗教=文化という考え方である。