Keybaseは、鍵を預けたり、自分自身のアイデンティティを証明するために、SNSのアカウントと連携したり、Webサイトの管理者であることを証明したり、持ち主であることを証明するデバイスを複数登録して、いざという時に破棄したりできるような枠組みを提供してくれる、大変便利なサービスです。
この仕組みは、テクノロジーによって可能になることをまとめてあって、よく考えられていると思います。
ですが、それでも特定のサービス提供者によりcentralizeされた、中央集権的なサービスです。
自分を証明してくれるのは、家族であったり、友人であったり、自治体や国家であったり、色々です。
単に社会通年として認めるもの以外にも、筆跡、指紋、DNAを用いるものもあります。
いずれにしても、それを用いて、信頼を担保してくれる他者の存在が不可欠です。
何を信じるか。
究極的には何も信頼できないとしても、実用上、何を信用できると見做すかという問題です。
ドメイン名も、SSLなどの証明書も、権威のツリー構造・中央集権ですが、実用上問題ないとして利用されている状況にあります。 #keybase