Adobeの係争案件、ロイヤリティ問題と仮定します。
こういうコンポーネントって他にもあると思うんですよ。
そこで問題になるのは、対象をどう数えるか。
おそらく、Adobeが基準としている数え方と、係争相手が基準としている数え方があって、そこを争っているんでしょう。
Adobeも、他社との契約のベースにしている数量など、相応に妥当と判断できるような数え方をしているつもりでいる。
Creative Cloudはアプリケーションがいっぱい使えるので、片っ端からインストールできるし、古いバージョンも使えるから、これも片っ端からインストールできる。使っていても使って無くても。
このとき、どこまでを支払の対象として考えるか。
今回、パッケージ版は対象になっていません。サブスクリプション契約のCCが対象です。また、インストール可能なバージョンを直近2つぐらいに絞ってきています。
私見ですが、ライセンス数の数え方について合意できず、提供する総量を減らすしかなかったのではないかと思います。
参考: https://dtp-mstdn.jp/@assause/102100747982308284
#2019アドビ令和の変 #dtp
広告もそうなんですが、発行部数を基準とする数え方がありますね。まぁウソばっかりで闇なんですが、それはそれとして。
で、インターネット広告のように、追いかけて数えたり、表示数、クリック数、制約数など、いろんな基準を使えるようになった。
音楽はどうでしょう。
JASRACの数え方、カラオケやYouTube、放送局等の包括契約、年間契約の聴き放題、などなど。
何を対象するか、時代の変化も含めて、色々事情が変わってきますよね。
結局は当事者同士の契約ベースの話で、係争中の案件については見守るしかないんですが、
我々も何かと当事者になっているわけで、その点は関心を持っていたいところです。
#2019アドビ令和の変 #dtp