Illustratorのオブジェクトの再配色ってあらためて凄い機能だなぁと思うなど。いまや、ベジェ曲線の使い方と同等レベルの基本機能よね。
DTP Transitのベテランほど知らずに損してるシリーズとか+Designing Vol.41のデザイン・DTPの新常識とか、最近だとイラレラボとか、あちこちでちょこちょこ触れられているんだけど、今ひとつ「みんな知ってて手に馴染んでいる基本機能」にはなってない感じ。多機能過ぎて、説明をまとめてやっちゃうけど、それが良くないような気がする。
デザイナー・イラストレーターのための再配色と、オペレーターのための再配色は要求する機能や意味が違ったりするし、「DICとかPANTONEのカラーガイドから近似色探すために使える」とかTipsだけでもやたらいっぱいあるし、逆引きで1冊本を書かないとダメなんじゃないかなぁ。
印刷現場ではベタ濃度や75網とか、とりあえず色玉パッチで測ってる。
特にベタ。ベタ重視。
でも俺らからしたら、ベタなんてほんとどーでもいいんですよ。
グレイバランス命!だから。グレーをグレーとして刷って欲しいわけ。ベタ濃度が±いくつに入ってる、とかそんなこと、
★ほんっとにどうでもいい!★
ここがさぁ。印刷会社の文化とそれ以外の文化の違いとして、話が合わないところなのさ。
元々印刷工ですから私。印刷会社の中の人でしたから。分かるんですよ言いたいことは。
でも、それやっちゃうと、色再現のために設備投資して入稿してるのに、印刷でちゃぶだい返しになるのは「しょうがない」「あたりまえ」がまかり通っちゃうでしょ。
これから先もそれでいいの?
って思っちゃうよね。いいわけないよね。グレーがグレーになるようにするにはどうすればいいのか、とことん考えるべきなのは印刷なんですよ。
モニタがおかしい連中のことなんかおいら知らないよ。
フリーランスレタッチャー
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