@guleukara 工場労働について言及されている部分はありましたか? そこが読みたいんだよなぁ。
印刷機械を稼働させるような、装置産業で、装置にボトルネックが存在するような業態については、こういう時に例外とされていることが多いんですよね……。
ウチはフラットベッドUVインクジェットプリンタのような、足が遅くて人が貼り付いていないといけない装置を中心とする部署と、手刷りか半自動機によるスクリーン印刷の部署があります。
前者は昼休みに食い込んでその分遅く始めてもらうとか、休憩をスライドして交代でとったりとか、動かして対応しています。他部署からの評判は悪いです。
後者は、休み時間・終業時間間際になると仕事を止めてしまう傾向が強いです。
労働関係のルールでは、大量生産の工場を想定しているのかもしれませんが、休憩は一度に一斉にとることを原則としていたりします。これも非常に面倒くさいです。 #dtp
@guleukara やはり脱工場労働型の文脈の話ですよね、記事は。
仕事が効率良く回り、休憩が休憩としてきちんと機能させるにはどうしたらいいか、労使いずれかが不利な条件とならないように成立させる、というところが本来の話で、ここを最大限工夫しないと、最適解にはならないんですよね。そして、現場レベルで取り得る部分最適ばかりでなく、少し引いたところからやり方・あり方を見直して解決する方法が戦略。日本の様々な産業で競争力が衰えているのも、この部分最適が全体の利益にならないことをわかっていながら、是正できていないことにあると思います。
まぁ、相応に頭が良くないとできないという問題があって、言うは易く行うは難しであります。 #dtp
@noellabo 「産業革命以降に出来上がった一斉に働き一斉に休む工場労働型が、今でも日本に根強く残っている。サービス業が多数となっている今、そんなやり方は時代遅れだ。」という論旨で、導入部分にちょっとさわった程度でほとんど突っ込んでませんねー。
一斉に休憩をとるというのは、部署単位ではなく部署内でタスクをシェアしている各グループ単位であれば、そうあってほしいと思います。
管理者・機長が部下に対して「後は俺がやるから休憩入っていい」という状況は度々あります。
でも休憩復帰後に次の仕事のセットアップが済んでるかと言えば必ずしもそうではなく、機械や上司がアイドリングしてしまってはなんのために休憩時間を削ったのか…となってしまうので、下っ端的にはコソコソと次の準備をしなければなりません。
この場合、管理者側は名目上休憩を与えていることになりますが、休憩の質としては低く、完全に業務から離れるという部分においては、休憩の要件すら満たせていません。
これらの解決は、スキル要求が高い作業でも属人化させず、充分な数のスタッフの能力の均一化教育・配置させるしかないのかもしれません。 #dtp