値決めは、言ってしまえば本当は経営者の仕事だと思いますが、まぁそれはおいておいて……。
デザイン費の見積もりにおいて、デザイナー本人が価格提示できない理由となりうる項目をあげてみます。
◇ 自信のなさ・身内への甘え
・実は自己評価が低い
(自信が無い)
・他人により高く評価されたい
(褒めて欲しい)
・「高い!」と言われるのが嫌
(否定されたくない)
◇ 根拠を持っていない
・顧客の総予算や配分を把握していないので適正額の想像がつかない
・世間相場とその成立経緯などを調べたり考えたことがない
・請求したい項目と、その単価・係数を自分の中で決めていない
◇ 利益やコストに関心がない
・値決めは自分の仕事に含まれないと思っている(ので文句を言うだけ)
・成り行きで作業していてコストを考えておらず、そのことに触れられたくない
・お金儲けに嫌悪感を持っていて、考えたくない
@ohyaji @xy 世間相場とその成立経緯ってのは、情報商材ではないですが、これを生きた情報として持っていれば最強ですよね。
たとえば、シルクスクリーン印刷とパッド印刷は、単色から多色、まぁ分解もありますけど、似たような部分があって、用途・数量によって使い分けたりしますが、単価が随分違います。速度はパッドよりシルクの方が早いぐらいですが、単価は数倍から数十倍シルクの方が高いです。何故だと思いますか?