@westantenna サイン計画の中で作られた書体なんですね。いいことを教えてもらいました。実に興味深い。
ウチは看板屋からはじめた会社ですが、祖父の時代、看板・サインは描き文字主体で職人が皆それぞれに味のある文字を書いておりました。標識の仕事では、図面として寸法やアールが比率で書いてある本から文字を起こしていたのを思い出します。ニス原紙でシルク用の版下を切っていた時代です。
インレタ・写植の文字を幻灯機で拡大したりしていたものが、コピー機で白黒反転・縁取りまでできるようになったり、カッティングシートが登場したり、MacがやってきてDTPのデジタルフォントへと移り変わってきた過程をみてきました。
私自身はデジタルから入りましたが、DTPがいかに大きな変化なのかよくわかります。昔の凄さ、今の凄さの双方に敬意をもってみることができるので、ある意味恵まれた世代だなぁと思っています。
@noellabo 貴重な経験をされてきたのですね。写植は私少しだけ体験したことがあるのですが、看板となると更に資料もなく、少しうらやましくもあります。
ゴシック4550のほかに、国鉄のスミ丸ゴシック(フォントではなく、看板職人さんへの書き方の目安という趣もありますが)、JNR-L、高速道路(公団)ゴシック、郵政書体、等々。サイン用の書体はいくつかありますが、新ゴやヒラギノで代替されてしまい(そっちの方が楽ですもんね)、おしなべて数は減ってます。