ベスフレ巻き込んだリレーはいずれ再挑戦するぜ!

リレーを運用するにあたり、リレーによって取得され配信される情報の利用にどう関われるか検討した結果、リレーに介入できることはほとんどないな、という結論になりました。

結局、Fediverseに流れているActivity、特にリレー送信されてくるものは、そもそも公開を前提とした情報なのです。

利用の可否などを確認しようとすると、むしろ積極的にサーバへ情報を取りに行き、関係を調べ、個々の情報をキャッシュするなど、逆に余計な情報を抱えてしまいます。

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なお、 は当面そのまま継続しますが、一度仕切り直し、もう少し取り扱う幅の広い後継のリレーを運用したいと考えています。

いろいろあって、あらためてEugenさんが書いたリッチテキスト対応のコード(まだ制作中)ですが、

* 従来は、HTML要素としては下記の4つのタグのみ受け入れていた
p br span a

* あらたに、7つのタグを受け入れる
em i strong b code del s

* その上で、Mastodonから強調とコードの投稿を許可する

というような内容になっています。

`*強調1*` *強調1*
`**強調2**` **強調2**
`` `コード` `` `コード`

(将来のMastodon、Pleromaでしか見えません。添付画像参照)

コードは、アカウントやハッシュタグの記述をリンクに変換せずに記述できます(発信元での変換の抑制なので、従来バージョン向けにも有用です)

実例:
`@relayctl@dtp-mstdn.jp join` を投稿すると、リレーに個人参加できます。

`@relayctl@dtp-mstdn.jp subscribe ` を投稿すると、``タグ付き投稿を購読できます。(あらかじめ`@relay@dtp-mstdn.jp`をフォローしておく必要があります)


Mastodonのリレーについていえば、オプショナルな存在で、

あなたはリレーに参加してもいいし、参加しなくてもいい。

というシロモノです。

また、最初から入力候補に入っているオフィシャルのrelay.joinmastodon.orgは動いてないという有様です。

有力なリレーとしては、Pleromaのrelay(Generic LitePub relay)を使ったリレーが
relay.mastodon.host/
で運用されていて、MastodonやPleromaが相互接続しています。私のFediBot鯖(Botや開発用のMastodonサーバ)も参加しています。

いま見ると226のサーバが接続していますね。流量は雪餅リレーの方がずっと多いです。

本来は、リレーが単一障害点にならないよう、複数のリレーに参加して、どこか落ちてもそんなに影響ないよね、という状態にしようという話でした。

現状、ジェネリックリレーですら数が少なすぎて全然だし、ハッシュタグリレーは単独運用だし、便利だけどそれぞれが落ちたりやめたらそれまでだよね、という状況です。

雪餅リレーはgo製で十分な剛性が……

もとい。リレーはサーバ強化すれば捌ききれると思うけど、受け取る方が死ぬだろうね。

Mastodon本体の方が、処理内容も多いし、RoRで処理速度も遅い。

もCrystal製なので処理は速い方。

今は、tootctl statuses removeで、誰も絡んでない古い投稿は削除できる。実はそれほどデータベースサイズが深刻に肥大するわけでもない。

とはいえ、ギリギリで動かしているところは無理だし、メンテしないで放置すれば死ぬ。

まぁ、リレー入るような人が放置するとは思えない……思いたくないところだけど。

ランランリレーも出来上がりつつあるし、ほんと楽しくなってきたなぁ。

オッ、雪餅リレーにも、アクティブなactorが生えてきたぞ。

公益性のある情報とか、宣伝とか、できるだけ多くの人に届けたい投稿をブロードキャストするなら、やはりハッシュタグ付けてリレーってのが有効なので、ちゃんとインフラを整備して、皆に使ってもらえるようにせねば。

リレーは、Fediverseのサブプレイヤーなのです。

Mastodonにとっては、オプショナルな機能です。

しかし、リレーを通じて利用者に主流のものとは異なるあり方を提案することができ、規格やメインプレイヤーに影響を与えることもできるので、たいへんやりがいがあります。

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DTP-Mstdn.jp

DTP-Mstdn.jpは、DTP・デザイン・印刷に関わる人々のためのMastodonインスタンスです。特定分野の専門インスタンスですので、日々のつぶやき、耳寄りな情報の共有、ディスカッション、質問とその回答、役立つスクリプトなど、他では投稿しづらい内容も、思う存分トゥートしましょう!